生物の多様性に想う 協議会のこれまで、これから

幼児教育にたずさわるようになって１６年。正直、元は高校の生物教師で、それとて特段の教育理念があったわけではなく、ただ生物の不思議さに子どものころから「取り憑かれ」て、その魅力を若者に伝えたかっただけ。今でもまったくのところ、すべての子どもたちに「生物好き」になってもらいたい、などとはこれっぽっちも思ってはおりません。ですが、その「芽」を摘むことだけはどうなのか、そういう「思い」は私の「わがまま」として、ウチの職員にいつも言い聞かせています。「生物」といっても、それは犬とか猫とかパンダのことではありません。ゲジゲジとかヒキガエルとかカブトムシの幼虫のことです。
子どもの「興味」や「関心」、それがより多様なものであってほしいという願いと同じく、この協議会の会員の皆さまにもより多様な方々にご参加頂きたいと願いつつ、会員サポート委員会の仕事をさせてもらっております。

（株）モード・プランニング・ジャパン　執行役員福祉事業部長　近藤政行